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2013年9月15日日曜日

どうすれば神を見つけることができるか

 神を見つけるにはいろいろな方法があります。鎮静(心の沈黙)もその一つです。沈黙を行ずるときは、自分の意識の中に外から侵入しようとするすべての欲望を鎮めて、魂としての自己を感じられる所まで深く沈潜することです。
もう一つの方法は信仰です。すなわち、純粋な気持ちでひたすら神にこう訴えます――


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「主よ、あなたは私の意志に反して私をおつくりになりました。私にみ姿を見せてくださることはあなたの責任です」と。

しかし、しばらくこう訴えただけで、そのあと忘れてしまうようでは神の応えは得られません。神の応えが得られないのは、大概の人は本気でそれを求めていないからです。ふつうの祈りがなかなか叶えられない理由は、十分に信仰心がこもっていないからです。

あなたは、超意識に達するまで深く何回もくり返し祈らなければなりません。あなたの魂が神を求める熱意で燃えだすような祈りだけが、神を動かすのです。あなたは今までに、何かをどうしても叶えてほしいと思う事があったり、緊急にお金が入用だったりしたとき、そんなふうに熱心に祈った経験があるでしょう。そのときあなたは、自分の願望でエーテルを燃やしていたのです。神に対しても、それと同じ熱意を込めて祈りなさい。昼も夜も訴えなさい。そうすれば神は応えてくださいます。

(中略)

夜は瞑想の時です。神と交わらずにベッドに入ってはなりません。私も必ずそうしています。昨夜も私がベッドの上に座って瞑想していると、主の存在が私を包みました。部屋とそのすべてのものが、まばゆい光に変わりました。私は就寝したあとも、私はずっと主の腕の中に抱きしめられたままでした。それは今までに経験したこともない喜びでした。

この世界は、すべて神の心が投影している映画です。死は、あなたに、この恐ろしい生と死の宇宙映画が神ご自身の光によって映し出されていることをお示しなり、そのあと、神の光だけを残してすべての映像を消してしまわれるでしょう。そのときあなたは、万物が神の光と影とによって映し出された実体のない幻影であったことを知って笑い出すでしょう。そして、神の光だけが実在することを知ります。あなたは自分自身をこ迷夢からたたき起こして、自分が神の不滅の光の中の一部の光線であることを悟らなければなりません。この悟りは、最高のヨガの瞑想を行ずることによって得られます。それは、講義では伝えることのできない経験です。

人間の永遠の探求―パラマハンサ・ヨガナンダ講話集


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