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2012年4月22日日曜日

ラームプラサードの歌

タクル(ラーマクリシュナ)はよくこうおっしゃった。 
「音楽とは取るに足らないものかね? 渇仰の心で涙を流しながら歌うことによって、人は神を見る。」

  M自身、よくこう語っていた。 
「彼(師)は喜びの歌を歌ったり聞いたりするのがお好きであった・・・悲しみや苦しみは世俗的な存在の病である。それらを取り除くために、人は神の御名を唱え、称えるべきである。つまり人は幸せな歌――苦しみの混じらない喜びの歌――を歌うべきである。そのとき初めて人は、自身の存在の病から解放される。そのとき、三つの熱(肉体、心、そして魂)の火は静まるのだ。
  タクルはいつも喜びの歌を歌っていらっしゃった。例えば‘私から喜びを、喜びの具現化そのものであられるあなたを奪わないでおくれ!’」

  Mは歌を歌うのがすきで、師と同じように特にラームプラサードの歌をよく歌った。

「ラーマクリシュナの福音」の著者Mの短い伝記より


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