バクティ・ヨーガの八つのサインー泣くー

バクティ・ヨーガの八つのサイン

１．アスルパータ（涙が流れる）

２．プラカ（鳥肌が立つ）

３．カンパナ（振動が起きる）

４．ローダナ（泣く）

５．ハーシャ（笑う）

６．スウェーダ（汗が流れる）

７．ムールッチャー（死んだようになる）

８．スワラバンガ（しゃべれなくなる）



「泣く」という事は、神から恩寵が下った状態の「兆し」か「バロメーター」かなと思います。



先日ヨーガ合宿に行ってきたんですが、Kさんが合宿中のある出来事を日記にしていました。
彼は合宿中に、ふと耳にはいった「・・・（神の）しもべであることが幸せだよね・・・」という会話を聞いて、
「ああ、それっ！・・・良いねというかそれそれ！」
という感覚と、その後涙が出たそうです。

わたしも、「それ」を読んで感動して「うるっ」と涙が出てきました。

そういえば私も、はじめて合宿に参加したとき、「オーム　ナマ　シヴァ」というインドの歌を初めて歌い、涙が止まらなくなったことがあります。
自分でも何故泣くのかわかりませんでした。
「シヴァ」と口にすると、涙があふれるというこの状態は合宿が終わった後でもしばらく続きました。
今は、たまに神を思うと歌いながら号泣してしまう。
Kさんの「それ」もなんていったらいいのか、言葉では表現できないことで、ヨーガの境地に「それ」とか「あれ」とか出でくるけど、その言葉で表現できない状態を、恩寵を受け、感じたんではないでしょうか。

神の愛は無限で素晴らしい。

皆さんに祝福があらんことをーーオーム　タット　サット。

Om (ॐ): 聖音、至高神、ブラフマン
Tat (तत्) : それ、そのすべて
Sat (सत्) : 実在、善、絶対の真理