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2011年11月29日火曜日

2011年インド修行旅行記 インドの土砂崩れ The mudslide of India

ウッタルカーシー出発

8月18日
10:00ウッタルカシ出発。
途中、土砂崩れが多くあり2時間ほど、立ち往生したが、開通。

手作業?

またバスは走り出した。
延々と続く細い山道。
道路脇は崖
すぐ横は崖で、ガードレールなんてものはない。来た道と違うルートを走っているらしく、景色が違った。実際、来た道が土砂崩れで、通行の目途が立っていないことから迂回したことを後から知った。

ヤムナー川

恐怖のホテル

車に乗ること11時間。 夜、ある町についた。 今日はここまでで、この町に宿泊することに。

ダムカの宿から
かなり汚い宿で、汚れた壁や数匹のゴキブリ、ダニがいそうなベットなどに恐怖したが、A木さんと汚くて怖いよねと話しつつも

「イエーイ!」

とA木さんは満面な笑顔でベットに寝転んだ!さすが修行者!私も寝転び、日記を書いて、服のまま寝た。


この町からリシケシまであと100Km。

ダムカ出発

8月19日
名も不明な町は日本に帰ってきてから「ダムカ」という町だと知った。
出発する間際に、大急ぎで「ダムカ」探索。
宿泊した場所から50mほど離れたところでまたもやシヴァ寺院を発見。
シヴァ寺院
インドでは、圧倒的にシヴァ寺院の方が多いらしく、どんなに小さな町でも一か所はシヴァを祀っているところがあった。
A木さんと、すぐ入って礼拝とお布施をすると祝福してくれて、眉間に赤い点(ティラカ)をつけてもらった。

土砂崩れは「神のリーラー」

車に乗ること3時間。また途中で土砂崩れ2か所。
現場
一か所目の現場から私たちは100mくらい離れて見守っていた。
一か所目

でも、そのさらに先にもう一か所、土砂崩れを起こしているようで、車が何台か立ち往生しているのが肉眼で見えた。ここは約2時間後にブルが復旧作業をして、何とか開通。

敏腕のバスの運転手さんは、復旧したばかりの、それでも崖っプチの際どい道路を、バスを運転して渡ったので、みんな驚いた。

二か所目
雨季があり、日本と違って舗装も完全ではないインドでは土砂崩れは、やはり日常茶飯事なのか、運転も慣れているのかも知れない。

この土砂崩れを見守っているとき、YU子さんの夢の話を聞いた。
この土砂崩れをみんなで越えて行くという夢を何回も見たらしい。
私は先生と、この話をして先生は、

現実になったりして。

といった。
私も「そうなるんだろうな・・・」
と思った。
かなりの長い時間をここで待ったが、開通の目途も立たず、2日後に日本に戻る人たちの中で密かに、歩いて越える計画が立っていた・・・!

インド人ガイドのミスラさんは、日本人を安全にガイドするという役割から、承諾することはないと思われ、かといって、ここで今日過ごしてら、飛行機に乗ることができない。

数時間後、その密かに山越えをする人が決行しようとしているとき、ミスラさんが、
行きたい人だけ、この土砂崩れを越えて、向こう側にジープをチャーターして、出発することもできるし、みんなで越えて、みんなが乗れる台数分、ジープをチャーターすることもできますよ。どうしますか?
と言ってきた!

(この出来事を撮影した動画です。所要:7分半)

もちろん、みんなで土砂崩れを歩いて越えた。
こんなにコロッと変わるミスラさんに、「それなら早くそうしてくれればよかったのに」とは思わず、私は神の遊戯(リーラー)を感じて、面白く思えた。
すべては神のリーラー

崩れた個所を乗り越えたあと

この出来事はインド旅行中一番面白かった!


そして無事向こう側に降りた私たちはチャーターしておいたジープに乗り込んだ。

ジープに乗り込んで、ガッタゴットン、揺れる車の中はハイテンションで、カーステレオから流れるテンポの良い音楽(一応賛歌)でノリノリだった。

がしかし・・・一時間後・・・みんな疲れてグッタリだった。

夜中の12時過ぎ、リシケシに行くんだと思ってたけど、ハリドワールに到着した。



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