最新記事

2012年1月1日日曜日

2011年インド修行旅行記 ハリドワールからデリーに戻る Return from Haridwar to Delhi


沐浴の後、10:00ハリドワールを出発。
ここは今日の夜中着いたので、実際には10時間ほどの滞在だった。
また、デリーに向けてバスは走った。

チベッタンキャンプ

8月20日

デリーの宿泊先に戻る途中、チベット人たちの街で昼食をとることになった。
デリーの大通りから一歩路地に入ると、そこはチベット!

映画で出てくるような、外国にあるチャイナタウンの下町のようなイメージで、車は入れないほどの狭い、迷路みたいな軒下の道。
狭い道

やっぱり東洋の顔をした人たちが大勢いた。チベット人だ。
インド人ではない、馴染みの東洋人の顔に懐かしい気分になった。

ここのお店は高級料理店らしく、レストランの作りも立派でダライラマ法王の写真が大きく飾られていた。
モモという餃子を食べて、街を散策したくてムズムズしてた私は、誰よりも早く食べ終わって、また街を散策。
法の剣

目的は、チベットの煩悩を断ち切る智慧の剣、「法剣」を買うためだった。
うちには2種類の法具はあるが、煩悩が多いので、断ち切る智慧の剣をいつか手に入れようと思っていたのだ。

土産屋さんをバーッと見たが見当たらなく、剣じゃないけど、別なのを買った。
購入後、すぐレストランに戻って、先生にこれは何か聞いたら、
「プルパ」
ということだった。

これは悪魔を殺すための剣だそうだ。
プルパ
じゃぁ、私の「煩悩」という悪魔をなくしてもらおう。



食事のあとも探したが、法剣を探したが出会わなかった。
でも、街で出会ったM先生は剣を持っていた!
どこで買ったのか聞いてみたら、そぐそこで買ったとのこと。
えー?どのお店なんだろう?と思ったけど、具体的にどこか聞かなかった。
確かに近隣の店は見たはずなのに・・・不思議だった。

みんな食べ終わったあと、町の中心部にあると思われるチベット寺院に行った。
チベット寺院前

オーム・マニ・ペメ・フーム、オーム・マニ・ペメ・フーム・・・
と数珠を持ってマントラを唱えるチベット人のお坊さん。
立派な赤いお寺。
空を見ると、屋根と屋根の間にはチベットの赤や黄色や青の旗が渡っている・・・!

チベットの旗

まるで本当にチベットにいるようだった。
お寺に入って、私たちは順番に五体投地をした。


礼拝のあとは、大急ぎでみんなで買い物。
私は帰る前日にまた来ようと思ったので、自分の買い物より、お店の案内に徹した。
(実は結局、帰る前にもう一度、法剣を探したが見当たらななくて購入することができなかった。縁がなかったのできっと今はプルパが必要なんだと思った)

さようなら日本に帰る組!

このチベットタウンのあと、一週間の滞在組、Kさんたちとお別れした。
ちょっと寂しくもあったが、
「日本でまた会おう!戦友よ!」
という気分でみんなをバスから見送った後、本拠地のようなデリーの宿に戻った。

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...