左からヴィヴェーカーナンダ・ラーマクリシュナ・サーラダーデーヴィー |
再びデリーにて
8月21日また朝早く起きた私は(旅に出ると早起きになる)朝日が見たくて、すぐ外に出て散歩した。
ニューデリー・スタービューホテルのガードマン |
静かな朝。道で寝てる人、
モーターリキシャーと人 |
道で寝ている人 |
これからデリーの騒がしい一日が始まろうとしているんだな~と思いながら歩いていると、数人のモーターリキシャの人に話しかけられた。
客をゲットしようと必死にアプローチしてくる。
ニューデリーの広場 |
「どんな人が好きか?」という話になった後、
「クリシュナ!クリシュナ、アンド、ラーマクリシュナ」
と答えた。
すると、
「ラーマクリシュナ寺院があるから教えてあげる」
といい、歩いて案内してもらった。
ラーリシュナ寺院へマク
宿泊先の近くにラーマクリシュナの何かがあるとは聞いたけど、ほんとすぐ近くに「ラーマクリシュナミッション」があった。そのインド人は外で待っているといい、中に入った。
門の入口付近で礼拝を終えたM先生と出会った。
靴を預け、中に入ると、壁には、私の大好きな聖者、ラーマクリシュナの弟子たちの写真が飾っていて、朝早くから瞑想しているインド人もいて、神聖な雰囲気にスーッと心が落ち着いていった。
左からヴィヴェーカーナンダ・ラーマクリシュナ・サーラダーデーヴィー |
壁には弟子たちの写真が並ぶ |
彼のほかの弟子たちも、まれにみる素晴らしい聖者たちで、ありありとした生き様が伝記として残っている。
私は、ラーマクリシュナや弟子の生涯に大いに影響を受けていた。
この教えや、聖なる生き方はのちのインドの独立運動のきっかけにもなったほどらしい。
ニューデリー・ラーマクリシュナ寺院 |
出たらさっきのインド人は門の外でまっていて、
「寺院が好きか?」とか、
「その服だと日本人観光客だとすぐ思われて、いろんな人に誘われるよ、デリーは危険だから、服を着替えたほうがいい」
と言ってきた。
「寺院が好きか?」とか、
「その服だと日本人観光客だとすぐ思われて、いろんな人に誘われるよ、デリーは危険だから、服を着替えたほうがいい」
と言ってきた。
私もちょうど、パンジャビドレス(サリーとは違った、上下わかれた女性の服)がほしいと思っていたので、その甘い誘いに同意した。
そしたら、やっと彼の職業が分かった。
実はモーターリキシャの人だった!
名前はRURUと紙に書いた(数日前に日本でうちのゴキブリに付けた名前と同じだ!(笑))。
タダってわけないでしょう??って思い、いくらか聞いたらいくらででも、はっきり答えなかった。
結局、朝食後に行くことに。
ブリンダーバンの出発まで、小一時間の間に、近隣の大きな寺院2か所、国会議事堂みたいなところや、インドで一番高級なホテルをモーターリキシャで、ザーッとっと案内してくれた。
窓がないので、朝の風が気持ちよかった。
最後は洋服屋さんに連れてかれ、豪華な白のパンジャビドレスに一目ぼれ。
値段を聞くと5500ルピー(日本円で1万円くらい)だという。
この高い値段で私はピンと来なくて、最初500ルピー払った(笑)
「5000ルピー。カードある?」と英語で言われ、
「はい」と魔法のカード、アメリカンエクスプレスカードを出す私。
私は交渉もせず、そのままの金額で購入してしまった。
買って帰った後に、やっぱり5500ルピーは高すぎではないかな~、ぼられちゃったかなぁ?と思って、インドに留学してここのホテルの手伝いをしている、「カエ」さんに聞いてみた。
「パンジャビドレスで5500ルピーって高いですか?」
と聞くと、
「い~え~、私もいいなーっと思ったパンジャビドレスが4000ルピーだったり、ピンからキリまでありますねー。紅茶も何千ルピーとかするのもありますしね~。高いものは高いみたいですね~。」
と笑顔でいった彼女。
「あのシルク入りで、この金額って妥当だったかな?」
と、まぁショウガナイかなーという慰められたような気分。
でもこの高額で値切らず買ってしまったカルマが、一体何かなーと考えた結果、思い当たる節があった。
「これはきっと、昔、フリーマーケットで、うちのお母さんの安いスーツを、フリマに慣れてなさそうなおばさんに、ふっ掛けて売ったカルマではないか・・・!?」
あぁ、やはり自分がなした事が返ってきたんだなーと、納得する。
良いことも悪いことも自分が過去に行った果報が返っくる、作用反作用の法則、カルマの法則だ。
後から人に聞くと、リキシャの人は、店に連れていき、購入金額の50パーセントを貰うらしい。
なるほど。だから、高い買物をさせる為に、高級店に連れていきたがるのだ。
でも仮に私がインド人商人だったとしも、お金持ち日本人にはそうするだろうしね。
買い物や乗りものは、常に交渉しなくちゃならない国だった。
でも私の買った金額の半分を貯金して、いつの日か、リキシャからタクシーに買い換えられたらいいね、ルルと、思った。
デリーで朝からハードに動き、高い買い物をして、また次の目的地、ヴリンダーヴァンに出発したのであった。
そしたら、やっと彼の職業が分かった。
実はモーターリキシャの人だった!
名前はRURUと紙に書いた(数日前に日本でうちのゴキブリに付けた名前と同じだ!(笑))。
豪華なパンジャビドレスを買う
寺院も行きたいか?車は近くにある、そんなに時間はかからない、と言われたのでとりあえずリキシャまで行き、運賃の値段を聞くと、「いらない」というようなことを言った。タダってわけないでしょう??って思い、いくらか聞いたらいくらででも、はっきり答えなかった。
結局、朝食後に行くことに。
ブリンダーバンの出発まで、小一時間の間に、近隣の大きな寺院2か所、国会議事堂みたいなところや、インドで一番高級なホテルをモーターリキシャで、ザーッとっと案内してくれた。
RURU |
値段を聞くと5500ルピー(日本円で1万円くらい)だという。
この高い値段で私はピンと来なくて、最初500ルピー払った(笑)
「5000ルピー。カードある?」と英語で言われ、
「はい」と魔法のカード、アメリカンエクスプレスカードを出す私。
私は交渉もせず、そのままの金額で購入してしまった。
買って帰った後に、やっぱり5500ルピーは高すぎではないかな~、ぼられちゃったかなぁ?と思って、インドに留学してここのホテルの手伝いをしている、「カエ」さんに聞いてみた。
「パンジャビドレスで5500ルピーって高いですか?」
と聞くと、
「い~え~、私もいいなーっと思ったパンジャビドレスが4000ルピーだったり、ピンからキリまでありますねー。紅茶も何千ルピーとかするのもありますしね~。高いものは高いみたいですね~。」
と笑顔でいった彼女。
「あのシルク入りで、この金額って妥当だったかな?」
と、まぁショウガナイかなーという慰められたような気分。
でもこの高額で値切らず買ってしまったカルマが、一体何かなーと考えた結果、思い当たる節があった。
「これはきっと、昔、フリーマーケットで、うちのお母さんの安いスーツを、フリマに慣れてなさそうなおばさんに、ふっ掛けて売ったカルマではないか・・・!?」
あぁ、やはり自分がなした事が返ってきたんだなーと、納得する。
良いことも悪いことも自分が過去に行った果報が返っくる、作用反作用の法則、カルマの法則だ。
後から人に聞くと、リキシャの人は、店に連れていき、購入金額の50パーセントを貰うらしい。
なるほど。だから、高い買物をさせる為に、高級店に連れていきたがるのだ。
でも仮に私がインド人商人だったとしも、お金持ち日本人にはそうするだろうしね。
買い物や乗りものは、常に交渉しなくちゃならない国だった。
でも私の買った金額の半分を貯金して、いつの日か、リキシャからタクシーに買い換えられたらいいね、ルルと、思った。
デリーで朝からハードに動き、高い買い物をして、また次の目的地、ヴリンダーヴァンに出発したのであった。