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2012年5月30日水曜日

ヴィヴェーカーナンダとブラフマーナンダの性質

Brahmananda
ヴィヴェーカーナンダとブラフマーナンダ――ラーマクリシュナの高弟の双璧であるこの偉大な二つの魂は、お互いに愛し合い、尊敬し合っていましたが、その性質は大きく異なり、またそれは相補うものでもありました。
かつてラーマクリシュナはこう言いました。
「ナレン(ヴィヴェーカーナンダ)は絶対者、非人格神の領域に住んでいる。彼は、引き抜かれた鋭い識別の剣のようだ。
ラカール(ブラフマーナンダ)は神、大慈悲者、一切の恵まれた性質の宝庫の領域に住んでいる。彼は、母の膝の上で一切を彼女に任せ切っている幼子のようである。」


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Vivekananda
ヴィヴェーカーナンダはすべての悪と不純を焼き尽くす、燃え盛る太陽の炎のようでした。ブラフマーナンダは痛む心を慰める、柔らかい月の光のようでした。
ヴィヴェーカーナンダは常に無智迷妄と戦い、深く激しい大海のようでした。ブラフマーナンダは内的で無言で、忍耐強い心をもつ、不動の青空のようでした。

聖者の生涯「ブラフマーナンダ」より

2012年5月27日日曜日

あなただけが私のすべて


「神お一人だけが、永遠に自分のものなのだ。
うれしいときも悲しいときも、あのお方のことを思っているといい。」

―ラーマクリシュナ




おお神よ
あなただけが私の母
あなただけが私の父

おお神よ
あなただけが私の身内
あなただけが私の友人

おお神よ
あなただけが私の明智
あなただけが私の宝

あなただけが私のすべて おお、神よ神よ
あなただけが私のすべて おお、神よ神よ




2012年5月24日木曜日

”ラーマの思召し”

私の好きな話がある。
何か困ったときに思い出す。
すべては”ラーマの思召し”

『不滅の言葉』より

一信者「”ラーマの思召し”というのは、どういうお話でございますか?」
聖ラーマクリシュナ
聖ラーマクリシュナ「ある村に一人の機織職人が住んでいた。大そう信心深くて心掛けのいい人だったので、誰もが彼を信用して愛していた。この職人は市場にいって自分の織った布を売っていた。買い手が値段を聞くとこう言う——『ラーマの思召しで糸の値段が一ルピー。ラーマの思召しで工賃が四アナ。ラーマの思召しで、もうけが二アナ。だから布の値段はラーマの思召しで一ルピー六アナになりやす』。人々は彼を心から信用していたので、値切りもせずにすぐその金を払って布を買っていく。

2012年5月22日火曜日

これが魂の救済である。



生あるとろに死は存在する。
幸福あるところに不幸もある。
幸福をつかもうとすれば、その影にひそむ苦しみがあなたに降りかかるであろう。
ゆえに、苦楽から己を切り離し、真我と一つになった者が、永遠なる至福を見つけるのだ。
これが魂の救済である。


――「ラーマーヤナ」より 聖仙の言葉

2012年5月20日日曜日

人生の目的


「いいかい、人生の目的は仕事だなどと言っている人種もあるが、とんでもないことだよ。――人生の目的は、神を体得することだ。仕事は、いちばんはじめの第一章だ。目的などであるものか。
だから、無執着、無私の働きも、一つの手段であって、目的ではない。」

——ラーマクリシュナ・パラマハンサ

行為の善や悪は、一瞬で見極めなければならない


行為の善や悪は、一瞬で見極めなければならない。
そしてその行為を試すために、監視員を心に置きなさい。
そして、こう考えるのじゃ。

2012年5月19日土曜日

風のなかの枯葉のような気持ち

「風のなかの枯葉のような気持ちでこの世に住んでいなさい。風は枯葉を家の中に運んでいったり、ゴミの山に運んでいったりする。風の吹くまま、どこにでも飛んでゆく。結構な場所だったり、ひどい場所だったり! 神様は、今はお前を世間という場所においた。けっこうじゃないか、今はそこに住んでいなさい。———またそこからもっといい場所に運んで落として下すったら、その時はまたその時にようにすればいい。ラームプラサードの歌にもあるだろう。

2012年5月17日木曜日

カーシー・ヴィシュワナート・ガンゲー ―Kashi Vishwanath Gange





ナマーミーシャ ミーシャン ニルワーナ ルーパン
(ニルヴァーナの至福の姿をお持ちの宇宙の支配者、北西の主(シヴァ)に礼拝し奉ります。)

ウィパン ヴァーパカン プラン ヴェーダスワルーパン
(ヴェーダの御姿をとった、全宇宙に偏在する至高のブラフマンの帰依し奉ります。)

ニジャン ニルグーナン ニルヴィカルバン 二リーハン
(あなたは属性を持たず、時を超越し、限定なき存在。)

チッダカーシャ マーカーシャ ワーサン バジェーハン
(欲望なき、空に包まれし御方よ、至福の空であられるあなたに礼拝いたします。)

ニラーカーラ モンカーラ ムーラン トゥーリーヤン
(あなたの中の、その本質を持つオームカーラを超越した無形の御方よ。)

ギラ ギャーナ ゴディータ ミーシャン ギリーシャン
(あなたは言葉、智慧、物質界を超越しておられます、おお、山の王よ。)

カラーラム マハーカーラ カーラム クリパーラム
(時を破滅させ、すべてを飲み込む恐るべき優しき主よ、最も慈悲深き御方よ。)

グナーガーラ サンサーラ パーラム ナトハム
(経験のすべての性質、特質はあなたから生じますが、世界はあなたの終わりを決してみつけることはできないのです。)

Wibhum vyaapakam braham wedaswaroopam
Nijam nirgunam nirwikalpam nireeham
Chidaakaasha maakaasha waasam bhajeham
Niraakaara monkaaramoolam tureeyam
Giraa gyaana goteeta meesham gireesham
Karaalam mahaakaala kaalam kripaalam
Gunaagaara sansaara paaram natoham
Hara Hara Mahaadeva Shaambho
(Bom Bom) Kaashi Vishwaanaatha Gange


2012年5月14日月曜日

バクティ・ヨーガの八つのサインー泣くー

バクティ・ヨーガの八つのサイン

1.アスルパータ(涙が流れる)

2.プラカ(鳥肌が立つ)

3.カンパナ(振動が起きる)

4.ローダナ(泣く)

5.ハーシャ(笑う)

6.スウェーダ(汗が流れる)

7.ムールッチャー(死んだようになる)

8.スワラバンガ(しゃべれなくなる)



「泣く」という事は、神から恩寵が下った状態の「兆し」か「バロメーター」かなと思います。

2012年5月13日日曜日

2011年インド修行旅行記 マトゥラー~ヴリンダーバンの森


マトゥラー~ヴリンダーバンの森

8月22日
今日はクリシュナの誕生日。
あいにく高熱が出てダウン。
動くのもしんどく、ずーっと部屋で寝ていた。

8月23日
マトゥラーに向かった。
クリシュナが生まれた場所である。
マトゥラーの牛。「ハヌマーン」の物語ではその昔、地球に悪がはびこって、困った「地球」は「白い牛」に姿を変え、主に助けを求めにいき、シヴァ神の化身としてハヌマーンが生まれた。地球はたまに牛に姿を変えているのかもしれない。
チャイ屋のおじさん
閑散とした町に到着後、何も見るとこがないらしいという話で、そんな中でとりあえずみんなでチャイを飲んだ。


その後、クリシュナが生まれた場所である牢獄を見にいった。

プレーマ・バクティ(真の愛のバクティ)とか、ラーンガー・バクティ(赤く燃えるバクティ)


信仰によって神を見ることができる。
しかしそれは、プレーマ・バクティ(真の愛のバクティ)とか、ラーンガー・バクティ(赤く燃えるバクティ)というような、成熟した信仰でなければダメだよ。あのお方を心の底から好きになることだ。――子が母を慕うように、母が子を愛するように、妻が夫に恋するようにね。
神に対してこのような信仰を持つようになると、妻子、親戚、友人などに盲目的に執着するということがなくなる。
慈悲の気持ちを持っているだけだ。
この世はどこかよその土地で、ただちょっと仕事をしに来ているだけ・・・・・・という感じになる。故郷に家屋敷があるのだが、カルカッタに仕事があるから、そのためにカルカッタに家を借りて住んでいる、というわけさ。
神を愛するようになると、この世への執着や、俗っぽい感覚からすっかり抜け出せるようになるよ。


――ラーマクリシュナ・パラマハンサ

2012年5月10日木曜日

純粋な信仰

実は今日、誕生日で35歳になりました。

仕事の休憩中、「何が欲しい?」と自問自答すると

2012年5月8日火曜日

大事なのは”熱心”であること

モヒマチョロン「どのような働きをすれば神をさとることができるのでしょうか?」

聖ラーマクリシュナ「これをすれば悟れるが、あれをしても悟れないーというようなものではないんだ。すべては、あの御方のお恵み次第でね。それでもやはり一生懸命になって何かの方法で働きかけなければいけない。大事なのは”熱心”であること。一所懸命になるとあのおかたは同情してお恵みを下さる
でも、ある種の条件がいることは確かだね。サドゥ(世俗の生活をすて、求真一途の出家)とつきあうこと。識別心が備わっていること。親切で秀れた師をもつこと。


ー「不滅の言葉」聖ラーマクリシュナ


ゴーピーの仲間だけの 他人は知らぬ秘密のはなし。

解脱がほしいと言うのなら
わたしは気軽に与えもするが
けれども順な信仰を
ほしいと言われちゃわたしが困る。
なぜならこれを獲た人は
あらゆるものに打ち勝って
すべての人にしずかれ
三界の勝者となるからだ。

チャンドラバリよ、よくおきき
信仰(まこと)がいかに強いかを———
解脱を得るのはやさしいが
信仰を獲るのはむずかしい。
過度の慈善をいましめて
バリを地獄に送ったものの
彼の信仰にほだされて
わたしは地獄の守衛になったよ。

順な信仰はここにも一つ
ヴリンダーヴァンの牧場のはなし。
ゴーピーの仲間だけの
他人は知らぬ秘密のはなし。
清い信仰にほだされて
わたしはナンダの家に住み
ナンダを養父(ちち)と呼び仕え
頭で荷物を運んでいたよ。

あの御方を愛し、あの御方の甘くやさしいお情けを味わう。
あの御方は甘露、信者はそれを飲む人。
あの御方は蓮花、信者は蜂。
信者は蓮花の蜜を吸う。
信者が神なしではいられないように、神もまた、信者なしではいられない。
そこで、信者が甘露となり、神がそれを楽しむ。
信者が蓮花となり、神が蜂となる。
あの御方は、自分の甘さ美しさを味わうために、二つになっていらっしゃるのだよ。
これが、ヴリンダーヴァンの牧場の、クリシュナとラーダーの遊戯(リーラー)だ。

ーラーマクリシュナ・パラマハンサ






2012年5月7日月曜日

沈めわが心よ

沈め 沈め 沈め
美しき海に わが心よ
深き底に ゆきて探せば
聖愛の宝玉 汝が手に入らん

探せ 探せ 探せ
神の故郷を 汝が胸に
ともせ ともせ ともせ
智慧の灯を 常に明るく

ー「不滅の言葉」ラーマクリシュナ・パラマハンサ


2012年5月1日火曜日

2011年インド修行旅行記 「ヴリンダーバン」ゴーバルダナ山を探して Govardhana


「ヴリンダーバン」ゴーバルダナ山を探して

8月21日
デリーから南に2時間ほどの行ったところにヴリンダーバンがある。
そして今回の旅行で、私が一番行きたかった町だ。

また、ただの旅行ではなく、インドの聖地は師と行きたいと思ったいたので、この話が来たときは願望が叶って「キター!!」と思った。

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